日本医師会では「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」をかかりつけ医と呼んでいます。すなわち、身近で頼りになる地域医療を担う医師のことです。

■かかりつけ医は、日頃のみなさんの健康状態を知っていて、体調などに関して何でも相談でき、医療面で必要な対策を早期にとれ、専門家を的確に紹介できます。

■かかりつけ医は、日常行う診療において、みなさまの適切な診療及び保健指導を行い、地域の医師、医療機関等と協力して解決策を提供します。

■かかりつけ医は、自己の診療時間外も患者にとって最善の医療が継続される様、地域の医師、医療機関等と必要な情報を共有し、お互いに協力して休日や夜間も患者に対応できる体制を構築する為、協力しています。

■かかりつけ医は、日常行う診療のほかに、地域住民との信頼関係を構築し、母子保健、学校保健、地域保健等の地域における医療を取り巻く社会的活動、行政活動に積極的に参加します。

■かかりつけ医は、患者や家族に対して、医療に関する適切かつ、わかりやすい情報の提供を行います。